歯科用CT検査
歯科用のCTは、顔面を0.16mm間隔で縦横斜め好きな角度と好きな位置でカットして断面を見ることができます。
つまりアゴの中にある小さな問題を見逃す事無く発見する事ができるシステムです。
そして医科のCTに比べX線量が1/10以下と言う非常に安全な装置です。
ハードレーザー
歯科用炭酸ガスレーザーではNO.1のシェアを誇り、導入実績・信頼性の高い機器です。
炭酸ガスレーザーのレーザー光は水分によく吸収されるため、歯ぐきなど水分の多い部分に照射すると直ちに組織に吸収されます。そのためレーザ光は組織の深い部分には届きません。表面から順に患部を切り取ることが可能です。
通常は患部に接触することなく、無圧的、無菌的に手術が行われるので筋組織を傷めることがなく、治療後の痛みや腫れもないことから、歯ぐきに関する治療に最も適した機器であるといわれています。
また抜歯後の止血や、硬組織においてはむし歯の進行の予防、初期のむし歯の進行停止、知覚過敏の処置等の治療例もあり、幅広い治療に対応することが可能です。
そのうえ非接触で出血が殆どないため、感染予防対策にすぐれた手術機器として注目されています。
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
- オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)って何?
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最近、新聞・テレビで院内感染の問題を耳にされることがあると思います。 医療現場には様々な患者さんがいらっしゃるわけですから、当然色んな種類の細菌やウイルスも浮遊している可能性があります。
そんな環境の中で使用される医療器具は、常に無菌状態を保っておく必要があります。
そのために器具に付着する全ての微生物を完全に除去、あるいは殺滅する必要があります。
それを行うことを滅菌と呼び、この作業は、物理的または科学的な方法で達成されます。主な滅菌手段としては、高圧蒸気滅菌、乾熟滅菌、低温滅菌(酸化エチレンガス滅菌、プラズマ滅菌)、 液状薬品を挙げることができます。
これらの中で、高圧蒸気滅菌をオートクレーブ滅菌とも呼びます。オートクレーブは、定められた温度と圧力の飽和水蒸気を作り、加熱することで滅菌する装置です。
日本薬局方では、空気を極力排除し、飽和水蒸気で満たされているという前提で、 滅菌条件を摂氏115度で30分、121度で20分、126度で15分としています。